ヴァチカン市国
バチカン美術館は、ヴァチカン市国にあり、歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館である。日本語では「ヴァチカン美術館」、「バティカン美術館」などとも表記する。16世紀末に教皇ユリウス2世により創設されたこの美術館は、ベルヴェデーレの中庭の大部分を占めており、世界で最も大きな美術品コレクションの一つであり、歴代の教皇が蒐集した美術品の膨大なコレクションを展示している。ミケランジェロをはじめとする画家たちにより装飾されたシスティーナ礼拝堂と、ラッファエッロを中心とする画家たちにより装飾された教皇の居室は、見学コースに含まれている。